四字熟語と聞いたら皆さんは何を連想されますか?
弱肉強食?
それとも・・・
焼肉定食?(爆www)
それって四字熟語かよ!?
ですよね。
ところで、四字熟語って何年生から習うんでしょうか?
実は・・・、
1年生
で習う漢字が四字熟語に出てきます。
三日天下
がその一例です。
※意味は、当然ですが1年生では習いませんが(;^_^A)。
今日、皆さんに是非お伝えしたいのは、
低学年の間に 如何にして四字熟語を 楽しく覚えるのか!
ということです。
意味もできるだけ理解できたらいいですね。
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「四字熟語」は○年生の教科書で出る!
2020年度の光村図書から
発売されている教科書の
年間指導計画例を見ると、
四字熟語という項目はありませんでしたが、
小6で使用する教科書に
「熟語の成り立ち」
という単元があって、
その中の項目で
「漢字四字以上の熟語の成り立ちを理解する。」
という記述があります。
恐らくここで初めて四字熟語を
勉強するのだと思います。
ただし、どのくらいの四字熟語を習うのかは不明です。
ここで初めて「四字熟語」が出てくるわけですが、
タイトルの未就学~小学校低学年でわざわざ四字熟語を
覚えさせなくても、ここまで待てばいいじゃん、
そう思われる親御様もいらっしゃいますよね。
では質問です。
アルファベットをどのようにして覚えられましたか?
暗記物は勉強以外で吸収しよう!
見本先ほどのアルファベットの答えですが、
♪エービーシーディー
イーエフジー・・・
と、「きらきら星」の譜面に合わせて
歌いながら覚えませんでしたか?
何?時代が古い?
今は「フォニックス」が主流!
まあまあ、その議論はまた別のところで(;^_^A 。
ここのテーマは、
「勉強以外で吸収」
です。
アルファベットの並びを並びを「歌」で覚えるわけです。
リズムに乗せて声も出して
遊び感覚
で覚えてしまう。
これこそ苦にせず「暗記」する方法です!
でも・・・
何の意味だか分からない物を
幼いころから暗記させて意味あるの?
そうおっしゃる親御様もいらっしゃるのは確かです。
では、こんな経験はないでしょうか?
「あっ!それ知ってる!」
授業を聞いていて
先生が話をされている時に、
先生の話される言葉を聞いて
「あっ!それ聞いたことある!」
ってことないですか?
更に・・・
その聞いたことある話は
結構記憶に残っていませんか?
理由は簡単です。
興味がわく
からです。
興味のあることには耳を貸す、
これは大人も子どもも同じです。
では、この四字熟語をどのようにして
「あっ!それ聞いたことある!」
状態に仕上げるのか?
それは、
この記事を読まれている 親御様次第です!
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遊びながら覚える!
見本ここで、私が実際に使ってみて
① 良かった
② 勉強になった
③ 驚くほどの吸収力
を見せてくれたものをご紹介します。
それは・・・
↑これです。
「四字熟語合わせ」
と言います。
写真が中に入っているもの全てです。
本当に遊んでいたので、緑色の札の向きが
バラバラでスミマセン・・・。
札は2種類あります。
<だいだい色>
50枚⇒25組
遊び方にもよりますが、プレイ時間は20~30分くらいです。
<緑色>
100枚⇒50組
遊び方にもよりますが、プレイ時間は30~60分くらいです。
札は、百人一首のように、
上の句、下の句みたいに
2つに分かれています。
例えば、「一石二鳥」であれば、
「一石」と「二鳥」の札に分かれています。
だいだい色と緑色で一致する四字熟語はありません。
ただし悩むものがあります。
<だいだい色の札>
一挙両得
<緑色の札>
一挙一動
先頭が同じ「一挙」なのですが、
札の色が違うので取れません。
<就学前~小学校1,2年生>
まず、だいだい色の熟語で遊んでください。
25セット(50枚)で、
教科書にもよく出てくる熟語が載っています。
<小3~小6>
緑色で遊んでください。
50セット(100枚)で、
中学の教科書に出てくる四字熟語もありますが、
目的は
「遊びながら覚える」
ことなので、気にせずにどんどん遊んでください。
次は、遊び方のご紹介です。
遊び方1:神経衰弱型
では具体的な「遊びながら覚える」方法ですが
1つ目が「神経衰弱型」です。
写真の通り、全部の札を裏向けて、2枚ずつ表向ける。
上手く熟語になれば、自分の得点となります。
未就学児~小学1,2年生の場合、
いきなり神経衰弱型ではハードルが高いなぁ、
と感じられるときは、表向けた札をまた裏向けにせずに、
表を向けたまま、取り進めてもいいと思います。
困った時の対応
見本この四字熟語合わせで困ることがあるとしたら
① 四字熟語を知らない
② 読み方に自信がない
など、その他いろいろな不安があるかもしれません。
でも先に取り上げた①と②の問題解決は意外と簡単です。
ご覧の通り、四字熟語が書かれている
説明書が同梱されています。
札をめくって正解なのかどうかわからない、
そういう時は、この説明書を見てください。
私も2~3回見ましたが、
4回、5回と遊ぶ回数が増えたら
この説明書を見ずとも四字熟語が
頭の中に入りました。
塾内で小2~小6の子ども数人と
遊んだ時も、小2の子どもも6年生の
子どもと同じようなペースで覚えていました。
読み方がわからない場合、
札にフリガナが振ってあります。
札が合った時(四字熟語になった時)、
大人がその四字熟語を 声に出して読んであげるんです。
そうやっていくうちに子どもは
どんどん熟語を吸収していきます。
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遊び方2:花札型
花札と言えば、手に札を持って、
場に並んでいるカードと同じ種類の札を取って
山札一枚めくり次の人へつないでいく、
という形ですが、ここでは
【坊主めくり方式】
をご紹介します。
写真は、めくる山を四つに分けていますが、
山はいくつ作ってもいいと思います。
最初は山一つで遊んでいたのですが、
子どもが山に手を伸ばした時に
取りにくそうにしていたので山を分けたのがきっかけでした。
時間短縮であれば、この遊び方が一番早いです。
花札方式が一番早いのですが、
人数によって手札と場札の計算がややこしいですよね。
それで、私はこの坊主めくり方式を使っています。
【花札方式】
花札と同じ要領ですが、
手札と場札の数がさっと出てきませんよね。
ここには、その手札と場札の数を書いておきます。
忘れたとしてもこのページを開いてもらえれば
いつでも見ることが出来ますよ!
<だいだい色(25セット)編 推奨>
2人:手札11枚 場札 6枚 残りを山札
3人:手札 7枚 場札 8枚 残りを山札
4人:手札 6枚 場札 2枚 残りを山札
5人:手札 5枚 場札 0枚 残りを山札
6人:手札 4枚 場札 2枚 残りを山札
<緑色(50セット)編 推奨>
2人:手札24枚 場札 4枚 残りを山札
3人:手札16枚 場札 4枚 残りを山札
4人:手札12枚 場札 4枚 残りを山札
5人:手札10枚 場札 0枚 残りを山札
6人:手札 8枚 場札 4枚 残りを山札
同じ色の札ですが・・・
四字熟語であれば同じ熟語を
使っている部分がありますよね。
先出の
一挙両得と、一挙一動
が一例です。
ですが、だいだい色の札には
ちょっと悩ましい札があります。
それが
どちらも「八方」なんですが、
左側は「八方美人」の八方で、
右側が「四方八方」の八方です。
何が違うのか?
左側の札の右下隅と、右側の左下隅に
単語帳の「リング」マークみたいなのが付いてますよね。
実は、このリングマークで繋がるようになっているんです。
いかがですか?
きちんとリングで繋がっているでしょ?
上の四方と下の八方ともし並べたら
リングが合わないのがわかりますかね。
これも考えて札合わせして下さい。
得点はどうするの?
勝敗の付け方ですが、
私は2種類使っています。
【1:枚数勝負】
文字通り、とった枚数の多い人が勝ち。
いちばん多い人が勝ちなので、
札をとれなかったときの落ち込み度が凄まじいです。
デメリットをあえて書くなら、
プレイ中にとった札を目の前に積んでいこうとするので、
途中で勝敗がはっきりしてしまう、ことですね。
低学年ほどそのとった札の枚数を気にするので
プレイ途中で試合放棄してしまうこともあります。
【2:得点勝負】
とった札に得点が書いてあります。
上の写真を見てもらうと
「千変」の得点が20点、
「万化」の得点が25点
と書いてありますよね。
とった札が少なくても得点の高い札であれば
点数で勝てる可能性もあります。
百戦百勝なら、15点+15点=30点
みたいな感じです。
一方、
一心同体なら、1点+0点=1点
で、こんなのをたくさん取ったからと言って
勝てるわけないです。
そこが面白いところなんです。
実は、この得点方式
算数の勉強にもなる!
んです。
まとめて10点になる計算の仕方
も子どもたちに教えました。
だから計算がちょっとですが早くなったように思います。
これが25組セットの内容です。
これでも著作権違反かもしれないので
緑は撮影していません。
ちなみに・・・
25組セットの最強熟語は・・・
「千変万化」
です。
20点+25点=45点
は、激アツです!
さあ、皆さん行動する番です!
ここまでご紹介させていただいた
「四字熟語合わせ」
ですが、私はどこで買ったか・・・
実は・・・
京都大学の総合博物館で買いました。
甥っ子が京都大学の学生だったので
京都大学を訪れたときに立ち寄った場所です。
でも皆さん、そこまで行く必要ないです!
通販で購入可能です!
しかもめちゃくちゃ高いようなものなら
お勧めしません。
手ごろな価格です。
是非このタイミングでご購入することをお勧めします。
遊びながら四字熟語を覚えていく。
小6以降になったら
「あっ!それ知ってる!」
勉強の興味付けにはもってこいです!
Amazonの通販サイトを載せておきますので
是非ご購入ください。
まとめ
【四字熟語を楽しんで覚える】
四字熟語が学習単元として
教科書に出てくるのは
<小学高学年(6年生?)>
覚えることは、
勉強として覚えるのではなく
遊びながら覚えてしまおう!
そしてお子様のために
「あっ!それ知ってる!」
という場面をたくさん作ってあげる
きっかけづくりをしましょう!
そのきっかけづくりのお手伝いを
「四字熟語合わせ」
でしませんか?
遊び方は、いろいろありますが、
① 神経衰弱型
② 花札型
が私のおすすめです。
特に花札型は、
花札方式と坊主めくり方式の
2パターンあります。
説明書があるので
わからない四字熟語が出てきても
説明書を見ながら札合わせできますよ。
勝敗は
① 取った札の多いいものが勝ち
② 札に書いてある点数の多さ
札の多さで勝敗を決めるときは
プレイ途中で試合放棄になることもありますよ!
最後に・・・
最初は親御様主体で一緒に遊んであげてください。
親御様の力はやっぱり一番強いです。
お子様は「お父さん、お母さん」と一緒に遊びたいんです!
「パパ見て見て!」とか「ママ、これ見て!」
って言いませんか?
お子様を認めて(承認して)あげてください!
きっといい子育てが出来ますよ!
それでは
最後までお読みいただいて有難う御座いました。