算数や、数学の点数が30点や40点で
なかなか上がらない。
その原因が何なのか?
考えたとて、思い当たるのはただ一つ。
「勉強不足」
そう決定づける方、意外と多いです。
実際に学習塾の運営者ですらそう思っている人が
多くいらっしゃいます。
確かに、練習しない限り上手にはなりません。
しかし、果たして単に練習不足だけで
数学の点数が低迷しているのでしょうか?
20数年塾講師をやってきて
色々なお子さんを指導してきました。
数学5点の子どもの点数を
50点まで上げたこともありました。
でもこれって奇跡じゃないんです。
点数が低迷している子どもには
ある共通部分があったんです。
ここではその共通点を紹介し
皆さんの今後の学習に活かしてもらえれば
幸いと思って書いていきます。
今までの「先入観」を是非取り除いてください!
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問題文を読まずに問題を解きます!
嘘だと思うかもしれませんが、
テストの点数が低迷する子どもたちは
メインの問題文を読みません。
思わず「うそ~ぉ!」って声が出た方、
あなたには考えられないことでしょう。
でもこれが事実なんです。
例えば、
1 次の方程式を解きなさい。
① 2x+3=3x-2
というのがあったとして、
点数低迷の子どもたちは
① 2x+3=3x-2
だけを見て、これは方程式だと判断し
問題を解いていきます。
この程度なら、解けなくはないので
正解する「確率」は高いです。
※敢えて「確率」と表現させていただきます。
理由は、彼らが問題を解かずに
この問題は方程式だと勝手に判断しているので
当たれば正解する可能性が高いし
外れたら終わり。
だから確率論なんです。
これが、角度を求めたり、証明をすることになったり・・・
条件がたくさん問題文に書き込んであった場合、
彼らはどうやって問題を解くんでしょうか?
こんな会話をしたことはありませんか?
先生「なんで∠ABCと∠DCBは同じ大きさなの?」
生徒「え~っと、直線Lと直線mがなんとなく平行みたいに見えたんで、たぶん同じかな~ぁ?って思いました。」
いかがでしょうか?
これじゃ、「読書感想文」です。
もっと程度の悪い風に書くと、「歪曲」です。
自分で勝手にストーリーを作り、
自分の打ち立てたストーリー通りに
話を進めていく。
結果、そのストーリーが問題解決に合っていれば正解、
ストーリーが違うとハズレ。
この辺が、今の子どもと言わざるを得ないのかもしれませんが、
自分の思い通りにならなければ見向きもしない。
数学嫌いがこの辺から始まっていくんでしょうね。
漢字の読みがあやふやです!
小学校の時は、漢字ドリルを毎日宿題に出されて
夕食が済んでからも親がつきっきりで横に付いて
宿題させた、という記憶の終わりの方も多いのでは?
その時に漢字練習してるはずなんですが・・・
中学校になってから漢字練習が宿題で出ないから
漢字に弱くなったのでは?
そう思っておられる親御様も多いです。
実は、この見解、半分正解です。
宿題で漢字練習してないから読めないのは正しいです。
では、毎日漢字練習を課したからと言って
漢字の読みがしっかりしてくるのか?
と言われると答えは「No!」です。
本来は、漢字一字一字ずつに意味があります。
それを「訓読み」で知る必要があるのです。
が、問題文を読まない子どもたちに
そこまで要求しません。
ではどうすれば良いのか?
答えは・・・
本を読みながら漢字にフリガナ(ルビ)を書く
だけでいいんです。
ほんまかよ!?
ほんまです!
そのうえで、漢字練習を一緒に練習していくことが
いちばんの勉強だと言えます!
同じ文章は2度読まない
前の章で、本を読んでルビをふる話をしましたが、
本文読んでルビ振ったら終わり
ではないんです。
実はこれで・・・
準備完了!
なんです。
ここからは忍耐との勝負!
ルビをふった文章を3度、4度と
読む回数を増やしてください。
ここが勝負所なんですが・・・
今に限らず昔から子どもは
同じ文章を2度読まない!
いろんな理由をつけてとにかく読みません。
だから決まって私はこう切り返します。
「何が書いてあった?」
そうすると
だいたいの子どもが「本の題名」を答えます。
もうそう返ってくるのはわかってますから
物語なら
「誰が何してた?」
説明文なら
「なんで○○(題名に関すること)になるの?」
などと、内容に踏み込んで聞いていきます。
すると、子どもは、もう思考停止します。
それも私はわかっています。
だからすかさず、彼の読んだ本を用意します。
そんな本がすぐに用意できるなんて・・・
と思われるかもしれませんね。
実は、学校の教科書を読ませているだけです。
教科書は教室にも用意できます。
教科書をすぐに渡して、読み直しをさせます。
意外と、質問の答えを探そうと
じっくり本を読んでいます。
これが私の狙いなんです!
1回目は漢字調べで必死で内容まで記憶するほど
読み込んではいないのです。
ここで事例を一つ。
パズドラ好きの生徒にパズドラの話を聞くと
色々と説明してくれます。
自分のスマホを使って実際にゲーム画面を見せながら
説明してくれる生徒もいました。
塾の先生が不謹慎な!!!
お叱りは甘んじて受け入れます。
ただ、この話から読み取っていただきたいのは、
やり込んでいるゲームは、 人に説明できるレベルまで仕上がっている
ということです。
どんな話なの?と聞いて、
「ルフィーがいっぱい仲間作って7つの海を冒険して・・・」
と、説明してくれるくらい読み込ませてください。
そうすると、「読力(どくりょく)」が付いてきます。
※読力とは私が塾で子どもたちを指導していたころによく使っていた造語です。
読力が付いてきたら次に読み解く力(読解力)が付いてきます。
なにをおいてもこの「読力」を付けることが
このレベルの子どもたちに必要なのです。
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特徴のまとめ
見本ここまで子どもの特徴を列挙してきましたが、
一度まとめておきます。
① 問題文を読まずに問題を解く
② 漢字の読みがあやふや
③ 同じ文章は2度読まない
これを更に深堀します。
なぜ彼らは、このような行動をとるのでしょうか?
私が保護者様から聞いてきたことと、
直接子どもからヒアリングしたことを統合して
結論付けると、
やりたいことがあるために 早く終わらせようとする。
ことが根底にあると思われます。
学校で勉強して帰ってきて
子どもたちは何をしたいのか?
ズバリ・・・
遊びたい!
のです。
外で遊ばずとも、室内で対戦できる
ゲーム機が世に出回っています。
塾に持ってきて、10分の休憩時間中に対戦する
子どもすらいましたからね(;^_^)。
このような背景を解決してあげない限り、
①~③の解決策はない!と私は言い切ります。
実は○○の力が一番いいんです!
①~③のような勉強を早くやめさせましょう!
そのためにはやっぱり
親のサポート
が必要なんです。
なんだかんだ言っても親の力は偉大です!
小学2~4年生の親御様の話を聞いていて多いのは
学校のやり方と自分の習ったやり方が違う
というご意見。
確かにおっしゃる通りです。
例を挙げますと
250×400
という計算をわざわざ
250
400
というひっ算を書いて
0かける0=0
という計算までやっている子どもをよく見かけます。
そんな事せずとも、
254=100としておいて
その後ろに0を3個くっつけりゃいいじゃん。
そう言っても、かたくなに
「先生の言うてるやり方と違う!」
と言って0の計算をし続ける。
これが30点、40点の子どもの特徴なんです。
これが原因で喧嘩になって
もう子どもの勉強見てたらイライラしてくる!!!!
という親御様(これはお母さんの方)が多いですね。
それで習い事探しとなることが多いわけです。
自宅で練習できるように
2020年は、コロナウィルス(covid-19)に
翻弄された年でしたが、
教育界もこのウィルスのために翻弄されました。
ただ、デジタル化が5年早まった
というご意見もあるくらい
デジタル教育の導入が増えたのは事実です。
急激にデジタル教育が家庭に入ってきたもんですから
親御様はみな一様に「怪しいもの」が世の中に
一杯出回っている!みたいな感覚ではないでしょうか。
実は学習塾には5年ほど前からこのデジタル教育が
どんどん導入され始めてきました。
映像授業で有名な○進○イスクール、◯合塾マ○ビス
など、先駆者がこのデジタル化をけん引してきました。
塾業界も
自宅に居ながら勉強できる
をうたい文句にして
受講生獲得を目指すようになってきました。
更には
オンラインで先生が画面の向こうから
質問に答えてくれる、
オンライン家庭教師
なるものも出てきました。
世の親御様は、このいかにも怪しいオンライン
家庭教師や授業に対して懐疑的です。
本当にうちの子に合うのだろうか?
先生の話を家に居ながら聞くのだろうか?
実はオンラインの家庭教師は
授業を行うタイプもあれば
子どもの勉強を見守り、質問に答える
というタイプもあります。
ここで一度まとめましょう
いい加減な勉強の根底は
早く遊びたい
(自分の時間を持ちたい)
が、根底にあるからでしたね。
そのために必要なのは
親御様のサポート
でしたね。
本来なら子どもの家庭学習の面倒を見るのも
親の務め、みたいな時代もありましたが、
親が子どもの勉強のサポートをするのは
今も昔も同じなんだと思います。
しかし、サポートしようと思っても
親御様にも時間が必要ですから
なかなかサポートする時間がとれない。
だから習い事で子どものサポートが出来たら・・・
と考え始めます。
昨今の習い事、塾事情は変化していて
どんどんデジタル化が進んできています。
映像授業を提供するだけではなく、
授業そのものをオンラインで提供する
塾も出てきています。
更に、リモートを利用した家庭教師も
増えてきています。
勉強の様子を見守るというニーズであれば
通塾よりはリモート家庭教師がお勧めですよ!
という話です。
初めの一歩は親から!
やるやらないにかかわらず
オンライン家庭教師がどのようなものなのか
説明を聞いたり、HPに内容を見て見たり
情報集めは必要です。
最近は、「オンライン家庭教師 評判」
と検索すれば
色々説明をしてくれているサイトがあります。
参考程度に見ていただいて、
実際にご自分のお子様に合うかどうかは、
体験してみないことにはわかりません。
2週間~1ヶ月くらいの体験を経て
では続けて面倒見て下さい、となるはずですから
一度やってみてください。
会議アプリの「ZOOM」を利用していることが多いです。
設定などは電話であらかじめ聞けますし、
何ならZOOMで説明会を実施して
その後体験が始まる、というところも多いようです。
個人的には数学を点数上げたいと考えています。
一度オンラインの数学専門塾をご覧ください!
お手伝いできること間違いないですよ!
今日のまとめ
《テーマ》
数学30点、40点の子どもには
その点数を採ってくる共通する事項があった!
《特徴》
① 問題文を読まずに問題を解く ② 漢字の読みがあやふや ③ 同じ文章は2度読まない
このような特徴がありました。
しかし、なぜこのようになったんでしょうか?
《原因の一つ》
早く終わらせてやりたいことをしたい
という気持ちが根底にあるからでした。
私はこの気持ちは大事だと思っています。
ちょっとでも自分の時間を持てるように
サポートしてあげられる方法、それは・・・
親御様のサポート
でした。
しかし、親御様も自分の時間が必要です。
だから我々のようなサポーターが必要になってくるわけです。
塾?習い事?どっち?
いえいえ、家庭に居ながらサポートを受けられるんです!
それが
オンライン家庭教師
なんです!
オンラインの家庭教師なんて信用できるの?
いきなりそんな提案されても・・・
とありますが、映像だけ見て後は自分で勉強しなさい
に比べると、画面の目の前には先生がいるわけですし
場合によっては、見守り、質問だけ、という
ライトなコースもあります。
そんな勉強方法を
親御様主導で進めてください!
子どもはこんなことやりたいなんて言いません!
間違いないです。
オンラインで説明をしてくれるでしょう。
お子様と一緒に話を聞いてみましょう!
それから2週間~4週間の体験を受けてみましょう。
口コミだけでご自分のお子様に合うかどうかは
判断できません!
口コミで見るべきは
先生の対応や、事務局の対応だけです。
そんなものに不可を付けられるような
オンライン家庭教師はネットですぐに拡散されます。
ご紹介している「数学オンライン家庭教師」は、
学生アルバイトもいますが、結構親身に面倒見てくれます。
是非一度話を聞いて体験してみて下さい!
いな、体験すべきです!
こういうことはさっさと行動したものが勝ち!
最後まで読んでくださり誠に有り難うございました!
皆様にとって有益な情報となることを祈っています!