【2020北海道】数学 公立高校入試問題 大問3 問2

2020 北海道

ちょっとトリッキーな日暦算

こんな感じなんですが、な~んだ、そんなことか、と思ってませんか?
確かに365日を7日(1週間)で割ると52余り1日となるので、翌年の1月1日は、前年1月1日の次の曜日になるんですね。

だったら7年後が同じじゃん。

ちょいちょい!待った待った!!
7年の間にオリンピックが必ず1回はやってくるよね!
そう、「うるう年」があるんですね。

うるう年は366日なので7で割ると52余り2日となります。

だからうるう年の次の年の1月1日は、前年の1月1日の曜日より2日後の曜日になっています。
’33(土) ’34(日) ’35(月) ’36(火) ’37(木) ’38(金) ’39(土) ’40(日) ’41(火) ’42(水) ’43(木) ’44(金) ’45(日) ’46(月) ’47(火) ’48(水)

おっと!2048年に全く同じになったよ!

2020年の次は28年後か。
ということは、’48年の28年後である2076年か?と思って答えを見ると・・・

なんと!  正解!

じゃあ、なんか数学的な考え方は無いのか?

うるう年で同じ曜日という条件なので、うるう年から次のうるう年までを見た場合、
2020年(水)⇒2024年(月)ということで曜日は5日後の曜日になってますね。
4年経てば5曜日変わる。
全く同じ曜日にしようとすると、7の倍数にする必要がある。
ということは・・・
5と7の最小公倍数???
That’s right !
ということで35曜日ずれたら、年間で全く同じ曜日になるというわけで・・・
4年で5曜日ずれるので、4年が7回、つまり28年ごとに同じ曜日になりますね、ということで、これで解説になりましたかね?

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